2008-10-17

シンガポールの飲食業界で労働者不足、雇用は活発

:::引用:::

不況突入で経済活動の低迷が懸念される中、元気なのが飲食業で、北西地域の求人フェアがジュロンのIMMビルで開催された。
 

参加したのは19の飲食業者で、募集人員数は1,100人。新旺香港食館や上海式レストラン、タイ・エクスプレスなど6種のレストランを展開しているタイ・エクスプレス・コンセプトはキッチンスタッフ、マネジャーなど150人を募集した。人事部のニカ・フー氏は「不況の時でも人は食事をする」と強気だ。近く2店舗を開設する。
 

ブレッドトーク・グループは来年から2010年にかけ開業するカジノ総合リゾートを視野に募集を行っている。リゾートがオープンすれば労働者獲得競争が激しくなる可能性があるためで、今のうちに人員を確保し、訓練を施しておくという。
 

同グループはディンタイフォン(鼎泰豊)レストランやフードコートのフード・リパブリックも経営している。
 

先行き外国人労働者を雇用できるよう、国民の雇用に乗り出すケースも見られる。外国人を雇用するには一定比率の国民を雇用する義務があるからだ。
 

飲食業以外の分野の企業は雇用に慎重になっており、米ハドソンの調べによれば、中・上級専門職者の雇用拡大を計画している企業が減少している。

●●コメント●●

0 件のコメント: