独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、2009年4月から開始される新しい情報処理技術者試験の「試験要綱」を作成し、公開した。
新制度の情報処理試験では、職業人に共通に求められる基礎知識(レベル1)、基本的知識・技能(レベル2)、応用的知識・技能(レベル3)、高度な知識・機能(レベル4)の4つのレベルの試験が行われる。
レベル1は「ITパスポート試験」、レベル2は「基本情報技術者試験」、レベル3は「応用情報技術者試験」が対応しており、レベル4はITストラテジ試験など9の区分が用意されている。
「ITパスポート試験」は午前中のみだが、それ以外は午後の試験もあり、どちらも満点の60%以上場合、合格とされる(システム監査技術者試験は別途基準あり)。
試験は4月と10月の第3日曜日の年2回行われ、ITパスポート試験、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、情報セキュリティスペシャリスト試験は毎回行われるが、他のレベル4の試験は、春・秋いずれか一方の年1回の実施となる。
なお、レベル4(高度試験)の試験においては、次のいずれかに該当する場合は、午前Iの試験が2年間免除される。
・応用情報技術者試験に合格
・いずれかの高度試験に合格
・いずれかの高度試験の午前I試験で基準点以上の成績を得る
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