2008-10-27

アジアの核 役割期待/ソフトウェアセンター設立シンポ/企業トップが提言

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 IT津梁パークの中核企業となる沖縄ソフトウェアセンター設立を受け、沖縄とアジア、首都圏との連携の可能性を探るシンポジウム(県など主催)が23日、那覇市内のホテルで開かれた。

 パネリストからは「沖縄で、アジアのエンジニアらに技術や日本語、日本文化を教える人材育成を」といった声が相次いだ。

 国際電子ビジネス専門学校の稲垣純一校長をコーディネーターに、沖縄のほか中国、ベトナム、東京でソフトウエアのオフショア開発にかかわる企業のトップら6人が討論した。

 沖縄をオフショア開発の拠点とする場合に期待することとして、ディアイスクエア(東京)の原田一郎副社長は「沖縄の人材育成と同時に、日本語や日本の文化、プロジェクトマネジメントなどでアジアに協力する機能」と指摘した。

 中国・成都ウィナーソフトの周密総裁も「中国と東京の人の真ん中にいるのが沖縄の人」という表現で、双方の商習慣や企業文化をつなぐ役割に期待を示した。
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