2008-10-28

厚労省、介護未経験者の雇用助成金、2009年4月から実施を明言!――介護労働シンポ

:::引用:::
財団法人介護労働安定センターは10月24日、介護人材の確保・定着への取り組みをテーマに、第15回介護労働シンポジウムを開催し、大雨の中、来場した多くの介護職で会場は埋めつくされた。冒頭、主催者を代表して同センター樋口冨雄会長が開会宣言を行った。




続いて、厚労省社会・援護局福祉基盤課の藤沢勝博課長から挨拶があった。藤沢氏は「人材の確保と育成は、そもそも事業者の役割であり、経営者の務めである が、深刻な人材不足を国としても放置しておけない。先ごろ補正予算が成立したが、厚労省は介護人材確保のため、フリーターや定年退職した人など、介護業界 未経験者を雇用した企業に助成金が出る制度を導入する。2009年4月からの実施だ」と述べた。




この助成は、1事業者あたり3名限度で半年以上定着した場合に25万円、1年以上定着するとさらに25万円まで助成し、未経験者1人あたり計50万円が介 護事業主に支払われるというもの。厚労省は、2009年度予算概算要求に盛り込んだというが、この日、藤沢氏は具体的な金額には触れなかった。

パネルディスカッションでは、作家の沖藤典子氏を進行役に、パネリスト6名が介護労働を魅力あるものにするための要望や提言を発表した。



●●コメント●●

0 件のコメント: