グーグルは28日、世界のGoogleサイトで検索されたキーワードの傾向を調査できる「Google トレンド」の日本語サイトを開設した。同社の研究成果を公表する「Google Labs」上で、試験サービスとして展開される。
Google トレンドは、あるキーワードがどれだけ検索されたか、件数の推移をグラフで確認できることが特徴。複数のキーワードで比較したり、年や月など期間を指定し たりすることもできる。キーワードに関連する過去のニュースや、同じキーワードを検索したユーザが住む国 / 地域を表示する機能も装備されている。
同サービスのトップ画面には「Google 急上昇ワード」も表示される。4月にサービスが提供開始されたこのサービスは、現在もっとも多く検索されているキーワードをランク付けするもので、Google トレンドでは10位までが表示される。
Google Labsでは、2006年5月にGoogle Trendsをスタート。2007年5月には、検索の瞬間的なトレンドを知ることができる「Google Hot Trends」、2008年8月には地域やカテゴリを基準に検索のトレンドを測定するWebアプリ「Google Insights for Search」を公開するなど、検索機能を研究やマーケティングなどの業務に生かす試みが続けられている。
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