国務院新聞弁公室は29日、「気候変動に対する中国の政策と行動」白書を発表し、気候変動が中国に与える影響、気候変動の緩和と適応に向けた中国の政策と行動、さらにこれらに対応して構築するメカニズムを全面的に紹介した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
1万6千字にのぼるこの白書は、中国語・英語・フランス語・ロシア語・ドイツ語・スペイン語・アラビア語・日本語で国内外に発表。
白書は▽前書き▽気候変動と中国の国情▽気候変動が中国に与える影響▽気候変動に対する戦略と目標▽気候変動の緩和に向けた政策と行動▽気候変動に適応 するための政策と行動▽気候変動に対する社会全体の意識向上▽気候変動の分野での国際協力の強化▽気候変動に対する体制構築▽あとがき――の10構成。白 書の内容の一部を次に紹介する。
中国は発展途上国で、人口も多く、経済発展の水準も低い。それに気候条件が複雑で、生態環境も薄弱な上、気候変動の不利な影響を受けやすい。その影響は主に農牧業や、森林・自然生態系、水資源、海岸などにあらわれる。
中国は経済が高度成長する段階にあり、経済の発展、貧困の撲滅、温室効果ガスや排気ガスの削減など数多くの重い圧力に直面しており、気候変動に対応する形勢は厳しく、その任務は重いものだ。
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