外国籍の児童と保護者が一緒になって、学校生活に必要な日本語などを学ぶ教室が27日、豊田市保見ケ丘2の西保見小学校であった。
長久手町にある愛知県立大で、外国籍児童の学習支援を学ぶ学生グループ14人と指導する准教授が企画。保護者にも学校とのつながりをもってもらおうと、親子参加型のイベントにした。
ブラジルやペルー国籍の親子12人が参加。借り物競走では、借りてくる物が記された紙に三角巾(きん)やはちまきなど、外国人にはなじみが少ない日本語もお目見え。保護者は子どものアドバイスを受けながら借りてくる物を探し、楽しみながら日本語を学んでいた。
保護者向けに、日本語による電話のかけ方や体の不調の伝え方の指導もあった。
企画した外国語学部4年の桑原知恵さん(22)は「親子一緒だとリラックスできる参加者がいることが分かった。機会があれば今後も続けたい」と話した。 (池田宏之)
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