福岡市は今月から、英語、中国語、韓国語による「外国人向け観光案内コールセンター」のサービスを始めた。外国人旅行者が増加していることから、きめ細かなサービスで市の魅力アップにつなげたい考えだ。
旅行者が同市・天神にある市の観光案内所(092・751・6904)に電話をすると、案内係の職員が通訳のいるコールセンターに回線をつなぎ、 3者で通話できるようにする仕組み。観光情報に詳しい案内役と、外国語のコミュニケーションが得意な通訳が同時にやり取りすることで、きめ細かな問い合わ せにも応対できるようにした。
利用時間は午前10時~午後6時半で、12月30、31日は休み。通話料は必要だが、案内料は無料。通訳は同市の「ビーボーン内外国語対応コールセンター」が受け持つ。
市によると、福岡空港や博多港を玄関にした外国人入国者は増加傾向にあり、2006年には過去最高の62万5890人を数えた。市誘致宣伝課は 「『これを食べたい』『あれを買いたい』という細かいニーズにも応えるようにして、観光客の増加や消費の拡大につなげたい」と話している。
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