2008-06-09

ホーマック 技術者、社内で養成 リフォーム需要見込む

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ホームセンター大手のホーマック(札幌)は、家具製作などを行う技術者養成に乗り出した。昨年十月に接客やリフォームアドバイザーなどとして勤務し ていた五人の従業員を選抜して技術者としての育成を開始したのに続き、今春には専門学校や高校新卒者十人を初の技術職として採用した。リフォーム需要の高 まりを受けて、「職人」の社内育成で他社と差別化を図る。

 同社が受け付けたリフォームの施工は主に外注しているが、自社商品の知識が深い社員なら顧客の幅広い相談に応じられるとして今後は一部で自社施工も手がける考え。今後も技術職の積極採用を続け、将来的には五十-百人体制としたい考えだ。

 現在、技術職社員は、札幌市内のスーパーデポ西岡店と北野通店で、顧客の求めに応じて資材加工や家具製作などを行う「マイスター工房」に常駐。同社が契約する市内の建築関係者を講師に、実際に外壁改修工事などの受注も受けながら「修業」を続けている。

 技術職社員が所属する同社第二事業部企画部は「多数の建築資材や工具などを扱うホームセンターでは、商品知識だけでなく、実際に使いこなすことができる社員も重要になる」と技術職の存在意義を強調している。


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