特許庁の「地域団体商標」(地域ブランド)に登録された日本の名産ブランドが中国当局に商標申請されている問題で、「松阪牛」の関係団体で構成す る松阪牛協議会などは9日、特許庁や日本貿易振興機構(ジェトロ)を通じ、中国当局での申請手続きの流れや、「松阪牛」の申請手続きがどの段階にあるのか などの情報収集を始めた。
協議会の事務局を務める松阪市農林水産課は「いずれ何らかの対応は必要になると思う。現状を把握し、適切な対応を検討したい」と話している。
一方、「全国や世界に通用する商品力を持ち、県のイメージアップに貢献できる商品」として、松阪牛を「三重ブランド」に認定している県は、今後、 異議申し立てなどを行う場合に備え、どこが主体となるべきかなどについて、国や市、同協議会などと検討する意向という。県マーケティング室は「情報を集 め、県としてもできるだけの支援をしていく」としている。
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