低賃金労働などが問題になっている外国人研修・技能実習制度について、ベトナム人研修生の支援活動に取り組む愛知県労働組合総連合(愛労連)は24日、制度の改善を求める要請書を名古屋入国管理局に提出した。愛労連は研修生らの相談を受け、昨年から約20件の待遇改善に取り組んできた。こうした活動の中で▽ベトナムの一部の人材送り出し機関が来日前の 研修生に対し、最低賃金以下の時給で働くとの契約書にサインさせていた▽風呂もない会社の1部屋に3人を住まわせ、1人月3万9000円の不当に高い居住 費を徴収していた--などの実態が明らかになったという。要請書では国に対し、同制度の指導・監督体制の強化などを求めた。【安達一正】
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