防犯講話：外国人との共生事業、ブラジル人学校で開催－－真岡署 ／栃木

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　外国人との共生事業の一環として、真岡署は１０日、真岡市荒町３のブラジル人学校、私立「コレージオ・ピタゴラス真岡校」で防犯講話を開いた。

　真岡署の生活安全課員３人が、同校教師の通訳を介して小中高生約７０人に、紙芝居を使って万引きをすると窃盗罪として刑法で裁かれることなどを解説したり、知らない人に声を掛けられた時の対応や１１０番のかけ方などを教えた。

　日系ブラジル人で、来日約５年の中学１年の白山由香里さん（１３）は「ブラジルだったら、知らない人に話しかけられても警戒しない。日本では知らない人に話しかけられたら注意していきたい」と話していた。

　県警警務課は今年度から、県内で暮らす外国人やその子どもが、日本での生活になじめるよう「来日外国人との共生事業」を開始。小山と真岡署にそれぞれ、外国語の堪能な警察官を配属した。【中村藍】

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