富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL、川崎市中原区、池上幸弘社長、044・739・1511)は、ベトナムでIT人材の育成に着手す る。ハノイ大学(ハノイ市)、ハノイ貿易大学(同)とIT人材育成支援に関する契約を締結。国内でシステム技術者(SE)が慢性的に不足していることか ら、中国に続くオフショア(外部委託)先として注目されるベトナムの優秀なSEを確保し、ソフト開発力を強化する。
ハノイ大学では日本語学科の4年生約100人を対象に、年4回の講義を行う。富士通SSLのベトナム人社員を講師として派遣し、基本的なIT知識や仕事内容を説明することで日本のソフト開発産業に関心を持ってもらう体制をつくる。
中国の大学と違い、ベトナムの大学はIT人材を育成する基盤が整っていないため、ハノイ工科大についても基礎的なITスキルの習得を目的としたIT教育を実施する計画。
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