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Aichi, Dec 8, 2009 - (JCN Newswire) - トヨタ自動車(TSE:7203)は12月8日、「トヨタ助学基金」*1の助学金給付式を、中国・貴州省貴陽市にある貴州大学内で行なった。「トヨタ助学基金」は、経済的な理由で大学進学・進級が困難な中国中西部地域の学生を支援するため、中国宋慶齢基金会*2と共同で2006年3月に設立したもので、今回は4回目の給付式となる。
給付式には、今年度の給付対象者に選ばれた貴州大学の学生10名を含む給付対象である大学20校の代表者のほか、中国宋慶齢基金会、トヨタなどの関係者が出席した。式典で挨拶に立ったトヨタの古橋専務は、「今年までにトヨタ助学金は中国中西部20校の840名の学生を対象に支援をしてきましたが、中国中西部は今後まさに経済発展が期待され、われわれはこの地域の将来を担う人材の育成にお手伝いが出来る事を大変光栄に思います。」と述べた。
また、今年10月下旬、2006年に入学した学生代表の18人を対象に日本トリップを実施した。江戸東京博物館や日本科学未来館などの公共施設やトヨタ堤工場、産業技術記念館などを見学、東京大学の学生やトヨタ社員との懇談等を通し、学生の視野を広げ、日本文化に対する理解を深めた。
トヨタ及び現地事業体はかねてより、「人材育成」「環境保護」「交通安全」の三つの分野を中心に社会貢献活動を幅広く行ってきた。
「人材育成」分野では、今回のトヨタ助学基金のほか、中国汽車工業トヨタ金杯技能工養成センター、清華大学公共管理学院との研究センターを設立。また、「環境保護」分野では、河北省で砂漠化防止に向けた緑化活動の展開や、「中国青年トヨタ環境保護賞」を設立し環境保護活動支援を実施している。「交通安全」分野では、公安部門の協力を得て一般市民向け交通安全教育イベント等を実施している。今後とも、トヨタは「良き企業市民」を目指し、中国の社会発展に積極的に貢献していきたいと考えている。
*1「トヨタ助学基金」は中国中西部にある20の省・市・自治区ごとに1校ずつ、合計20校の大学を選出し、1校あたり毎年10名の新入生を対象に、4年間に渡って年間5000元の助学金を給付する。教育関係者、貧困問題研究の専門家から構成される審査委員会が、申請を出した受験生の中から、経済状況等を勘案し、助学金の給付対象者を選定する。同基金は2006年から2010年までの5年間で毎年 200名、合計1000名の大学生を支援する予定で、総額は2000万元となる。また、四川大地震復興支援の一環として、2008年から2010年まで計 120万元の支援金額を追加した。
*2 中国で最も早く設立された公益機関の一つであり、中華人民共和国国家名誉主席宋慶齢を記念するため、1982年5月に設立された基金会。国際交流、台湾と中国大陸の交流、貧困層の教育、科学の普及及び子供たちの文化娯楽、スポーツ活動、恵まれない子供たちを助けるなどの様々な分野で独自の活動を展開しており、国内外で影響力を持っている。
詳細は下記URLをご参照ください。
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/09/12/nt09_1201.html
トヨタ自動車株式会社
詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。
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2009-12-09
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