2009-12-15

中小病院の医師養成へ 11年度から県が実施

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 医師不足対策の一環として県は、中小規模の公立病院で勤務を希望する医師の「総合力」養成を目指す検討会の初会合を22日、盛岡市内で開く。「中核」以外の病院は医師確保が困難を極めるとともに、勤務医は幅広い診療能力が要求される。意欲ある後期研修医を対象に専門科以外の技術を学ぶ独自の研修プログラムを用意し、人材確保と地域医療の底上げにつなげたい考えだ。

 県医師支援推進室によると、検討委は市町村国保病院、県立病院長の院長ら7人で構成。年度内に方向付けを行い、2010年度にプログラムの具体化と参加者募集を開始。11年度から実施する方針だ。

 県立病院と市町村国保病院が連携し、後期研修医に専門科以外の技術を学ぶ機会を提供。中核病院に在籍しながら地域病院に関心を寄せる専門医も対象として想定している。
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