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【ロンドン=松井学】コペンハーゲンで開かれた気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が法的拘束力のある枠組みづくりに失敗したことについて、23日付の英紙ガーディアンは、モルディブ共和国の顧問として首脳交渉に立ち会った英国人ジャーナリストが「中国が交渉をつぶす様子を目撃した」と内幕を暴露する記事を掲載した。
証言したのは環境ジャーナリストのマーク・ライナス氏。同氏によると当初日程で最終日の18日夜、24カ国以上の首脳が集まる中で、中国だけは温家宝首相ではなく外務省の次席級が出席、オバマ米大統領を「鼻であしらう姿勢が明白」だった。温首相らに相談するとして頻繁に席を外し、会議の残り時間も少なくなっていったという。
中国側は先進国が自主的に温室効果ガスの削減目標を掲げることにも「ノー」を繰り返し、メルケル独首相はお手上げというかのように両手を上げたという。
ライナス氏は「先進国の無責任さにより交渉が失敗したと(国際社会に)印象付けるのが中国の戦略だった」と指摘する。
COP15の「失敗」をめぐっては、ミリバンド英外相が同紙で中国を批判、中国政府が強く反発している。
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2009-12-24
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