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北陸の製造業で、年末年始の休暇を例年並みの9、10日間とする企業が大半となっている。おおむね期初に立てた計画通りで各社からは「休みを返上する必要がない」という声が聞かれる。一部では、生産調整の休業日を加えるところもある。
機械関係では、津田駒工業(金沢市)が28日を臨時休業とし、26日~1月4日の10連休とする。高松機械工業(白山市)は27日から9連休で例年並み。担当者は「生産調整で休みを長くすることも考えられるが、あまり休んでは顧客に迷惑が掛かる」と話す。建機のコマツ粟津工場(小松市)は26日~1月4日の10連休とする。
好調な電子部品関係も例年並みを計画。加賀東芝エレクトロニクス(能美市)は26日から11連休で「メンテナンスや工事は必要。普段できないことをやる」(担当者)とした。石川サンケン(石川県志賀町)は29日午後から「6・5日分」の休暇とする。
富山県内も、生産状況に関係なく例年並みの休暇を取る企業がほとんど。不二越(富山市)は26日~1月3日、YKK黒部事業所(黒部市)は26日~1月4日とする。サンエツ金属(高岡市)は27日から9連休、田中精密工業(富山市)も同日から10連休。三協・立山ホールディングス(高岡市)は29日~1月4日の7連休、コマツNTC(南砺市)は30日から6連休となっている。
一方、澁谷工業(金沢市)は、メカトロ事業の半導体製造装置部門だけは年内いっぱい稼働、正月休暇も3日までと休日返上の体制。韓国や台湾で短納期の受注が入り、「残業ゼロの方針を見直す必要がある」(澁谷弘利社長)としている。
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