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日中関係評論家の孔健氏によると、毎年1万人以上の日本人と中国人のカップルが結婚し、約半分が離婚する現状に注目が集まっているという。チャイナネットが報じた。
仲介者の仲立ちで見合いをし、ありそうもない美談を信じて、自分の幸福と未来を盲目的に差し出す。物質的な欲望だけで感情はない。お金を求めるだけですばらしいプロポーズもない。日本に着くとすぐに夢は消え、現実はひどく貧しく、仲介者は消えていなくなり、日本人の夫と意思疎通を図ることも不可能だ。絶望しても無駄で、後悔してももう遅い。深い山奥の家に閉じこもって、悲しみの中で日々を過ごすしかない。
国際結婚の最大の障害は、言語、生活習慣、夫婦関係の3つだ。離婚した多くの中国人女性は、日本人の夫は傲慢で無礼、利己的でけち、亭主関白だと話すが、最も我慢できないのが性生活だという。中国から来た花嫁たちは、愛もセックスもない暮らしを送り、生きるためのお金を稼ぎ、在留資格のために生活している。日本に来た当初は大変だったが、徐々に慣れていて言葉の壁がなくなると、女性たちは大都会の生活に憧れるようになり、アルバイトを理由に逃げる人もいれば、さまざまな理由で離婚に至るようだ。
◆国際結婚の利点と欠点
日中両国の人たちが、黄色い皮膚で黒い目の同じアジア人を配偶者にすることが比較的容易なことは理解できるが、実際のところなぜ国籍も違い言葉も通じない人を結婚相手に選ぶのだろうか。
中国は古代に、周辺の各民族と姻戚関係を結んで親善を保つという歴史があり、それは政治が必要としていた。交通や情報の急速な発展にともない、民間の往来は普通の人たちの様々な面に浸透している。また優生学という面から見れば、出生地が遠い夫婦の子供は頭がよくて美形だというもの、一部の人が国際婚姻を選ぶ潜在的な理由だろう。
結婚前に国籍の違うカップルにとって重要なのは国籍の問題であり、結婚を決める際に躊躇させる要因でもある。しかし感情が深まれば国籍は何の問題でもなく、大切なのは結びつきだ。それは非常に重要で、余計に考えるひまさえ与えない。
われわれの次の世代、すなわち日中両国の血が流れた子供たちが大きくなった時には、日中間の架け橋にはどのくらいの平和の鳩が飛んでいるのだろう。そして日中両国関係の友好は、より多くの日中男女の仲人になり、より多くの日中カップルが結婚して、二つの民族が打ち解けて一家になると私は信じている。(編集担当:米原裕子)
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