2009-03-02

講演:「外国人研修生問題」の本出版、永山教授が記念講演 /熊本

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熊本

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講演:「外国人研修生問題」の本出版、永山教授が記念講演 /熊本

 昨年6月に熊本学園大で開かれた外国人研修生の問題についてのシンポジウムの内容などをまとめた本「<研修生>という名の奴隷労働-外国人労働者問題とこれからの日本-」(花伝社)の出版を記念した講演会(県労連主催)が27日、熊本市手取本町の県民交流会館パレアであった。

 パネリストとしてシンポジウムにも参加した日大商学部の永山利和教授が、外国人労働者をめぐる現状や最近の雇用情勢の悪化について講演した。

 永山教授は、外国人研修制度について所管が五つの省にまたがることなどから、責任の所在があいまいになっている仕組みに問題があると指摘。「雇用を減らすのではなく守る政策が必要。外国人研修生の問題には、日本の社会問題が投影されている」と話した。

 本の内容は、シンポジウムの内容の他、熊本地裁で係争中の外国人研修生を巡る民事訴訟の報告、ルポライターの鎌田慧さんやジャーナリストの斎藤貴男さんの寄稿などもある。初版2500部で1500円(税抜き)。問い合わせ県労連096・384・2942。【和田大典】

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