2009-03-30

富士通:中国ソリューション事業強化で日系企業に出資

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富士通 <6702> グループの富士通システムソリューションズ(東京都文京区、秦聖五社長)は24日、同グループの富士通アドバンストソリューションズ(神奈川県横浜市、岡田和男社長)とともに、中国でのソリューション事業強化に向けて、江蘇省無錫市に拠点を持つ日系企業に出資すると発表した。

  出資先はソフトウエア開発のベース(東京都千代田区、中山克成)と富士通グループの富士通ビジネスシステム(東京都文京区、鈴木國明)が2008年12月に設立した「貝斯(無錫)信息系統有限公司」。出資比率はベースが54.9%、富士通システムソリューションズが12.3%、富士通アドバンストソリューションズが9.8%となり、富士通グループの資本が3分の1を超える。

  ベース社は今後、「貝斯(無錫)信息系統有限公司」を拠点に中国でのオフショア開発と現地市場向けソリューション事業の拡大を図る。無錫政府の関連企業も出資しているため、政府との連携も活かす。(編集担当:恩田有紀)
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