国土交通省の外局として政府の観光立国政策を進める観光庁が1日発足した。発足式典=写真=で、金子一義国交相は「国民の期待に応えてもらいたい」とあいさつした。
初代長官に就任した本保芳明氏は1日の会見で「観光立国に向け、海外からの訪問外国人数を2020年までに年間2000万人へ増やす」と目標を述べ、地方での魅力ある観光地づくりや海外へのアピールのため、官民一体で取り組む決意を述べた。
訪日外国人を増やすことについては、政府はすでに2010年までに年間1000万人まで増やすことを公式目標として掲げているが、本保氏は2000万人へとステップアップも「何らかの形で政府の公式方針としたい」とコメントした。
アジア経済の減速の影響で、日本への旅行者が減少することが懸念されていることについては、「(減速は)中長期的には続かないと期待したい。たとえ目標の達成時点が1、2年ずれても、大きな方向性は間違わない」と述べた。観光庁発足についても、アナウンス効果を強調し、「観光庁が国にできる影響を受け、都道府県や市町村レベルでも観光部局や関係組織の整備が進んできている」と、機運の高まりを評価。同庁職員には民間人や地方自治体関係者も登用し、将来的には海外からの留学生も職員として受け入れる方針を明らかにした。
2008-10-03
目指せ2000万人 観光庁が発足
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