2008-10-06

横河システム建築、3次元CADで工期短縮 建築物の部材製作

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横河ブリッジホールディングスの完全子会社、横河システム建築(千葉県船橋市、猪岡修治社長)はこのほど2割の工期短縮ができる3次元CAD(コンピューターによる設計)を開発した。3次元CADを使った部材製作の簡略化などが可能になり、設計から部材の作成までの工程が大幅に改善する。 

 横河システム建築は部材の作成から施工までの工程を標準化して工期短縮と低コストを目指すシステム建築を得意としている。主に大空間を必要とする工場や物流倉庫、店舗などの施工に適している。 

 今夏に開発・導入した3次元CADは縦、横、奥行きの3軸を利用することで、実際の施工を想定しながら立体的な設計ができる。以前は2軸を使った平面的な設計のため、柱とハリの組み合わせなどをパソコン上でシミュレーションする作業などが別途に必要だった。 

 この作業量の多さが設計期間を長引かせていた。ハリの長さが30メートル、延べ床面積が3000平方メートル程度の工場の場合、通常1カ月程度かかっていた設計期間は3次元CADによって約1週間短くなる。

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