平野憲一・立花証券執行役員 10日の東京株式市場で日経平均株価は9日のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物の清算値(8615円)を意識し、9000円を下回る展開となりそうだ。
9日の米株は急落した。各国の協調利下げや米国は金融機関への公的資金の注入を検討するとの姿勢を示しているが、短期金融市場の混乱が続いており、信用不 安は解消していない。市場は、金融機関への公的資金の注入の「実行」を待っており、7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で各国は米国に公的資金注入の 実行を要求するのではないか。
日本国内では不動産投資信託(REIT)が初めて破綻した。潤沢な資産を持ちながら、資金繰りが行き詰まったためだ。他のREITにも資金調達環境が厳しいのではないかとの疑心暗鬼が広まることが懸念される。〔NQN〕
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