観光庁が17日発表した8月の主要旅行会社63社の海外旅行取扱高(速報)は、前年同月比8.7%減の2692億円と大きく落ち込んだ。国際線の運 賃に上乗せする燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)が原油高で上昇したため。重症急性呼吸器症候群(SARS)で旅行者が急減した2003年11月以来 の大幅な減少率となった。前年実績を下回るのは3カ月連続。
国内旅行も4.5%減の4201億円と2カ月ぶりにマイナスに転じた。景気低迷が長引くとの見方から節約ムードが広がっているのも一因とみられる。
海外・国内旅行と外国人の旅行の取扱高を合わせた全体では、6944億円で6.0%減。03年9月以来の大幅な減少率を記録した。 (17:02)
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