2008-10-15

(10/14)ヤマハ発動機、ベトナムの二輪車組立新工場(第2工場)が操業開始

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ベトナムの二輪車組立新工場(第2工場)が操業を開始

-2010年には年間70万台の生産体制が完成-


 ヤマハ発動機株式会社は、ベトナムにおける二輪車の好調な販売拡大に対応するために、ヤマハ・モーター・ベトナム(Yamaha Motor Vietnam Co., Ltd./略称:YMVN) の新工場(第2工場)を建設中でしたが、このたび、この工場が完成し、10月13日に第1ラインが稼動しました。

 この新工場(第2工場)は、ハノイ市のソクソン工業団地に立地する既存の第1工場から南に約15km離れた同市ノイバイ工業団地内の約164,000m2の土地に2007年7月に着工、2008年3月に建屋を完成し、このたび1つ目のライン稼動となりました。
 新工場では、排気量110cc~135ccの二輪車を日製1,000台レベルで生産を開始、今後、2009年に第2ライン、2010年に第3ラインが順次稼動する予定です。
 2010年の同工場の全面稼動時には、従業員数は約2,000名、生産能力は第1工場の現有能力の50%アップとなる70万台を予定しています。
 なお、同工場の建設に掛かる総投資額は約44百万USドル(約44億円)です。

 このたびの新工場(第2工場)稼動に伴い、第1工場で行っていた完成車組立は段階的に新工場(第2工場)に移管するとともに、新工場では、市場の需要にあわせて順次、能力増強を行っていきます。
 また、既存の第1工場は、2006年に稼動を開始した部品加工の現地法人であるヤマハ・モーター・パーツ・マニュファクチャリング・ベトナム(Yamaha Motor Parts Manufacturing Vietnam Co., Ltd. 略称:YPMV)とともに鋳造や機械加工などの部品製造を行い、完成車組立の新工場に部品供給を行う予定です。

 ベトナムでは、人々の重要な交通手段として二輪車の地位が確立されており、政治・経済の安定や2005年の登録規制解除にも後押しされて総需要は年々伸長しています。当社においても、オートマチックモデル等の4ストロークモデルの積極的な市場投入や全国各地でのプロモーション活動が功を奏し、2006年に35万台、2007年に50万台と好調に販売を伸ばしており、今年(2008年)は、前年比25%伸長の62万台の販売を見通しています。


【YMVN新工場(第2工場)の概要】
 所在地   : ベトナム ハノイ市 ノイバイ工業団地内
 投資額   : 44百万USドル(約44億円) 1ドル = 100円
 敷地面積 : 164,000m2
 延床面積 : 62,000m2 (鉄骨2階建て構造)
 稼動開始 : 2008年10月
 生産品目 : 排気量110cc~135ccの二輪車
 生産能力 : 70万台/年(2010年の全面稼動時)
 従業員数 : 約2,000名(2010年の全面稼動時)

<新工場(第2工場)の外観>
 ※ 関連資料参照


【ヤマハ・モーター・ベトナムの会社概要】
 社名    : ヤマハ・モーター・ベトナム(Yamaha Motor Vietnam Co., Ltd.)
 設立    : 1998年1月
 代表者   : 代表取締役社長 浅野 正樹(あさの まさき)
 出資比率 : ヤマハ発動機株式会社    46%
          Vinafor             30%
          Hong Leong(Malaysia) 24%
 事業内容 : 二輪車の製造・販売
 従業員数 : 約3,600名
 売上規模 : 売上高53,781万USドル 販売台数50万台(2007年実績)

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