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来日した外国人の入国審査に時間がかかり過ぎているとして、総務省は3日、法務省に改善を勧告した。またホテルなどでの外国語での対応に不十分な点があるとして国土交通省に改善を勧告した。
総務省は外国人に対する政府の観光施策について、07年8月~今年3月まで、法務省や国土交通省など6省を対象に調査した。
勧告によると、空港での入国審査の待ち時間を最長でも20分にするとの政府目標に対し、羽田、成田、中部、関西の主要4空港の待ち時間は08年平均で30・4分。06年は25・5分、07年が26・8分だった。特に関西では、08年に待ち時間が平均49分に達した月もあった。
入国審査は、07年11月に指紋や顔写真提供を義務付ける新制度が米国に次いで導入され、審査終了までの待ち時間が大きく増えた。勧告は、入国審査官の適切な配置や、外国人を担当するブースの増設などの対応が必要とした。
また、外国人が安心して泊まれる基準を満たしているとして「国際観光ホテル整備法」(1949年制定)の登録を受けたホテルや旅館のうち、07年に外国人が宿泊した1560施設にアンケートした結果、40・1%が外国語によるサービスを行っていないことが判明した。同法に基づいて登録されると、固定資産税の軽減など税制上の優遇措置を受けられる。【石川貴教】
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2009-03-04
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