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伊藤ハムは2009年3月3日、 タイのベタグロ社、タイ味の素、宝永物産(本社:東京都港区)の4社と、タイに合弁会社「ITOHAM BETAGRO FOODS」(イトウハム・ベタグロフーズ)を3月6日付で設立すると発表した。資本金は1億7200万バーツ(5億1600万円)で、資本構成は伊藤ハム40%、ベタグロ社40%、タイ味の素15%、宝永物産5%。
11月完工予定でタイ国内に食肉加工品の新工場を建設。ハム・ソーセージを中心とする食肉加工品を製造し、日本向けとタイ国内向けに販売する。販売目標は工場稼動後3年後の2012年度で生産量約3400t、販売金額約17億円。伊藤ハムがオーストラリアで肥育している「ロックデールビーフ」を、タイ国内で高級ブランド牛肉として販売することも計画している。
昨年5月に発表した新中期経営計画ではグローバルな調達体制の構築と、海外市場の開拓を経営課題に掲げる一方、味の素と「相互の事業の強みを生かし補い合う」ために業務提携を締結している。イトウハム・ベタグロフーズの設立もその一環。
ベタグロ社は、タイの大手食品会社で養豚・養鶏・食肉加工をしており、伊藤ハムの食肉加工技術を導入して競争力のあるハム・ソーセージを生産・販売する。味の素グループは、タイ味の素を中心にタイで幅広く事業展開しており、原料調達とタイ国内での販売協力を行う。伊藤ハムの100%子会社である宝永物産は輸出入業務を担当する。
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