【エルサレム前田英司】カリブ海の英領タークスカイコス諸島で、金融危機のあおりで頓挫したリゾート開発現場の中国人労働者約300人が賃金の支払いを求め、開発を請け負ったイスラエル企業の社員を人質に取っていることが分かった。イスラエル放送などが16日伝えた。
17日のイスラエル放送によると人質は当初13人だったが、うち7人は既に解放された。
破綻(はたん)した米証券大手リーマン・ブラザーズの投資銀行がこの開発に出資していた。解雇された中国人労働者に対し、企業側は賃金と帰国旅費 を支払う意向を示したが、労働者側は中国の派遣会社に払った「あっせん料」1万5000ドル(約150万円)の返還も要求して事件に発展した。
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