2008-10-23

外国人消防士6カ国10人 JICA研修 成果を披露 北九州市消防局

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 北九州市消防局は20日、7月から海外の消防職員対象に行ってきた「JICA研修」の成果を披露する総合訓練を、訓練研修センター(小倉北区東港1丁目)で実施した。

 JICA研修は、総務省消防庁、国際協力機構(JICA)が連携して始めた集団研修で21回目。日本の優れた消防技術を伝達して、自国の消防技術向上に役立ててもらうとともに、消防に関する国際交流を深めることが目的だ。

 研修にはアジア、中南米などから6カ国10人の外国人消防士が参加。今回の訓練は、地震により、中高層建物に火災が発生したことを想定。研修生が大隊長や中隊長の指揮者となり、市消防局職員20人と協力して消火や人命救助にあたった。

 ブラジル軍消防局から参加したヒカルド・デソウザさん(38)は「日本の消防士から消防に対する情熱、精神、技術を学んだ。部下や同僚に伝えていきたい」と3カ月間の研修の感想を語った。

=2008/10/21付 西日本新聞朝刊=


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