2008-10-14

中国人や朝鮮人の強制労働、木曽の現場を見学

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中国人や朝鮮人の強制労働について調べている市民グループ「松本強制労働調査団」は11日、京都の「中国人戦争被害者の要求を支える会京都支部」とともに、第2次大戦中に中国人や朝鮮人が働かされた木曽町を訪れ、作業現場となった発電所や中国人の慰霊碑などを見て回った。

 同支部は7年前から、全国各地の強制労働現場を訪れては地元団体との連携を図っている。今回の調査は、松本強制労働調査団のメンバーが案内役となり、関西電力の協力で実現した。

 両団体のメンバー計約20人は、王滝川の近くにある関西電力の御岳発電所を訪れ、内部にある発電装置や配電盤などの設備を見学。関西電力が保管している昭和20年前後に撮影した発電所工事の写真や、発電所の設計図なども見た。

 また、御岳発電所の近くと、上松町内にある中国人の慰霊碑も訪れた。

 同支部の桐畑米蔵・事務局長(71)は「全国各地の強制労働現場は山間部に多いことをあらためて感じた」と話した。同調査団の小島十兵衛さん=松本市=は「今後さらに各地の団体と連携を図っていきたい」と語った。

 同支部のメンバーは12日、長野市松代町の松代大本営地下壕(ごう)を見学する。
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