人材派遣大手グッドウィル・グループ(GWG)と、同社の筆頭株主で人材派遣・請負会社などを傘下に持つユナイテッド・テクノロジー・ホールディングスの業務・資本提携交渉が不調に終わったことが1日、明らかになった。ユナイテッド社が発表した。
ユナイテッド側は、GWG傘下の技術系派遣会社への資本参加を含む提携案を提示。しかしGWG側が受け入れず、同日までに協議の打ち切りを通告した。 GWG株の約25%を持つユナイテッドは今後、GWG株の扱いなどの方針についての検討を進めるが、敵対的な買収はしない方針。
GWGは今年3月、主力行だったみずほ銀行から貸出債権を買い取った米投資ファンドのサーベラスと米証券大手モルガン・スタンレーの支援を受け、再建中。一方、ユナイテッドはGWGの株式を買い集めて筆頭株主となり、技術系派遣の分野を中心とした提携交渉を進めていた。
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