2008-05-30

ラストリゾート、中国に日本語教師を派遣-初年度は100名めざす

:::引用:::
ラストリゾートは、中国の新世界教育グループと提携し、日本語を母国語とする日本語教師を中国に派遣するプログラムを開始した。新世界教育グループは、上海など主要都市で外国語教育や職業訓練など人材育成を目的とする教育機関で、日本語の年間学習者数は約4万人。

  中国の日本語学習者数は、国際交流基金の調査によると2006年には対2003年比で80%増の約68万人と増加傾向にあり、日本語教師のニーズが高い。 一方、日本の日本語教師は国内での就職が困難である場合に、海外での勤務を希望する人も多いという。4月下旬にウェブサイトでプログラムの紹介を開始した ところ、1ヶ月で50件の問い合わせがあった。ラストリゾートでは関心、ニーズともに高いと推定し、初年度は100名の参加を見込む。

  日本語教師派遣プログラムの参加基準は、日本語が母国語で発音が標準であること、心身ともに健康であることなど。英語や中国語などの語学力は問わず、日本 語教師資格、または「日本語教師養成講座」420時間の受講修了者は優遇する。合格した場合、上海や北京、杭州など9都市に派遣され、1ヶ月の給与は約 10万5000円から約18万円。無料の中国語レッスンや往復航空券代金の負担、住宅手当なども用意する。
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