主任技術者を配置せず公共工事をしたとして、大阪府警東住吉署は20日、建設業法違反の疑いで大阪市東住吉区の「辻岡土木建設」など関係先数カ所を家宅捜索した。
調べでは、同社は2006年1~3月、大阪労働局などが発注した河内柏原公共職業安定所(大阪府柏原市)の外壁改修工事で、1級土木施行管理技士の知人男性(60)を主任技術者として届けたのに、現場には主任技術者になる資格がない別の男性を配置した疑い。
建設業法は、受注総額3000万円未満の工事現場には主任技術者の配置を義務付けている。東住吉署は同社が知人男性から月約5万円で名義を借り、主任技術者と偽装して受注を繰り返した疑いがあるとみている。
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