2008-05-15

中国大地震被災支援の動き広がる

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 中国・四川大地震の被災者支援の動きが県内で広がっている。14日に県国際交流協会と日本赤十字県支部が義援金募集を始め、各地の社会福祉協議会には募金箱が設置された。15日には中国人学生でつくる「佐賀中国留学生学友会」も佐賀大学で募金活動をスタートさせる。

 学友会には、県内の大学や短大、日本語学校で学ぶ約200人が加入。大地震発生後、役員が中心となって、最新の被災状況を記した日本語と中国語のポスターを作るなど、募金活動の準備を精力的に進めてきた。

  学友会会長で佐賀大工学系研究科博士課程に在籍する劉滇さん(27)=上海出身=は「日本の人たちの力を借りて、被災者を少しでも多く助けたい」。副会長 の郝明軍さん(27)=経済学部、青島出身=も「ニュースで惨状を見るたびに涙が出る。できるだけ早く支援を届けたい」と語る。

 15日は、本庄キャンパス大学会館前で募金を呼び掛け、鍋島キャンパスでも協力を求める。17日午後には佐賀地区日中友好協会と合同で、JR佐賀駅と佐賀玉屋周辺で街頭募金活動もする。

 県国際交流協会は14日、ワールドプラザ(県庁新行政棟1階)に、ミャンマー・サイクロン被害と併せて募金箱を設置。日赤県支部も同日、救援金の受け付けを開始した。各市町の社協も窓口になっており、佐賀市役所では親子連れが早速、募金箱に浄財を投じていた。

【写真】15日からの募金活動に向けて打ち合わせをする佐賀中国留学生学友会の劉滇さん(右)と郝明軍さん=14日午後、佐賀市の佐賀大国際交流会館

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