求める人物像を明確にした後に重要な事、それは、求める学生がどんな就職活動を行い、また、その学生に自社を訴求する方法は何かを考える。
学生向け広報予算によるが、通常予算さえ許されるのであればリクナビの活用と言う事になる。しかしながら国内NO1のサイトである為、そこに掲載を して学生からのエントリーが十分に確保できるのか?それは企業のブランド、会社規模、業種、採用開始時期によっても違ってくる。 広告からのエントリー者だけで構成しうるプル戦略では厳しい中小ベンチャーの場合はサイトをコストの安い二番手サイトに落として、プッシュ型のWEBメー ル等を活用し、学生に自社を見せるという戦略も有効であったりする。
また、採用フローに関しても慎重に考える必要がある。最終的には何名採用するのか?そのために何人の内定承諾が必要で、何人に内定を出すべきなの か?そのために最終選考人数、面接回数、会社説明会の参加者目標、予約数、及び母集団となるエントリー人数を逆算していく。これは勘と経験が重要であり、 毎年新卒採用を行っている会社であれば前年が参考になるが、雇用情勢事態が変化している2007年度採用においては勝手が違ってきたりする事がある。それ ら採用フローとマイルストーンに置き換えた各行程ごとの目標数を設定する事も当社の大きな仕事の一つである。
広報戦略、採用戦略が見えてくると、年間のスケジュールへの落とし込みになる。学生が活発に動く時期や試験等で停滞する時期、それらも鑑みてスケ ジュールと目標値を落とし込んでいく。 これらの設計は大量の企業の採用戦略を立案してきた当社においても一番頭を悩ますところである。それは、雇用情勢、業界、職種、開始時期、知名度、採用 力、採用予算にも左右されるところであり、勘と経験が最も必要となる場合が多い。
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