過去3年間に外国人留学生を卒業後にフルタイムの社員として採用した実績がある企業が9.6%だったことが、独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査でわかった。従業員300人以上の企業では36.3%と3社に1社が採用した。
採用の理由は「国籍に関係なく優秀な人材を確保」との答えが52.2%と最も多かった。次いで「職務上の外国語の必要性」(38.8%)や「事業の国際 化のため」(32.4%)となった。グローバル化に対応するため留学生を採用する企業も多い。一方で留学生の採用実績のない企業に理由を聞いたところ「受 け入れ態勢が整っていない」「外国人の採用自体に消極的」との回答がともに4割強あった。
業種別の実績を見ると情報通信産業が26.5%と突出。IT(情報技術)に強いといわれるインド人の採用が盛んなことなどが影響していそうだ。調査は全国の3244社から回答を得た。●●コメント●●
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