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厚生労働省と文部科学省は19日、来春卒業見込みの大学生らの就職内定率(10月1日現在)を公表した。それによると、大学生の内定率は前年同期比を7・4ポイント下回る62・5%となり、下落幅は96年の調査開始以来最大となった。景気の低迷が続く中、就職氷河期並みの状況が浮き彫りになった。
調査は全国の大学などから112校を抽出し、6250人に面接や電話で調査した。男女別では、男子が63・3%(前年同期比6・5ポイント減)、女子が61・6%(同8・5ポイント減)となり、女子がより厳しくなっている。短大生は29・0%(同10・4ポイント減)、高等専門学校94・7%(同0・1ポイント減)、専修学校43・4%(同2・8ポイント減)といずれも前年同期を下回る結果となった。
大卒の内定率(10月1日時点)は、03年の60・2%が最も低い。今回厳しい状況となった背景には急激な経済悪化がある。昨年の就職時期に、いったん内定を出した学生の内定を取り消す企業が相次ぎ批判を浴びたことから、採用を抑制したのも要因とみられる。
政府は緊急雇用対策本部の「新卒者支援チーム」が19日に会合を開き、支援策の検討を行う。【東海林智】
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2009-11-20
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