:::引用:::
日本の外食産業の中国進出が加速化している。日本は出産率の減少や老齢化の進行により、日本国内市場が縮小しただけあり、急成長中の中国市場に活路を見出そうとしている。
22日、朝日新聞によると日本のファミリーレストラン‘デニーズ’を運営している‘セブン&アイフードシステム’は7月中旬に北京中心部の事務室の置かれたビルに中国1号店を開店した。
‘オールディズ’と言う名の店舗だが、雰囲気は日本のデニーズと同じだ。主なメニューは日本と同じでハンバーグとスパゲティなどだ。会社側は、今後3~4年の間に北京を中心に30店舗をオープンする予定だ。
2003年12月、上海に進出、市場を席巻した米国のピザホットに対抗し、30%ほど安い価格で顧客確保にでている‘サイゼリア’も起動に乗り始めている。一時期、2億円近くの業績赤字を記録したサイゼリアは2004年8月にピザとパスタの価格を開業当時の半分程度、安くし顧客誘致に成功している。一時期、 2億円近くの業績赤字を記録した運営会社は昨年に1億円近くの利益を得ている。
中国に進出したが、苦杯を舐めたミスタードーナッツも再起に成功。
ミスタードーナッツは2000年に上海に進出した。しかし、ドーナッツの価格が現地で販売されている麺類1人分の価格と同じという点から、顧客の集客に失敗した。結局、この会社は12店舗から2店舗へと縮小を決定した。
しかし、ミスタードーナッツは今年に台湾の統一グループと合併会社を設立。再起に成功した。今までに中国の所得水準が向上したことが主な要因として会社側は分析している。会社側は2013年に中国に総66店舗のオープンを目標としている。
しかし、業界では、日本の業者が定着するためには、現地の飲食店との差別化されたメニューとサービスなど競争力を確保しなければならないと指摘されている。
現地の飲食店の間でも競争が熾烈化しているだけあって、知名度の低い外国の業者が立場を固めようにも機会が少ないからである。
日本のファミリーレストランのピエトロ、ジョイフルなどの業者は中国に進出し苦杯を舐め、撤収を検討することが明らかになっている。
●●コメント●●
0 件のコメント:
コメントを投稿