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日本の漫画やアニメへは今や、世界各国で注目を集め、絶大な影響力を見せつける。中国でも「ドラえもん(機器猫)」、「スラムダンク(灌籃高手)」、「クレヨンしんちゃん(蝋筆小新)」、「ドラゴンボール(七龍珠)」など多くの作品が中国語に訳され、人々の支持を集めている。
しかし日本在住の中国人ブロガー「芸子(ハンドルネーム)」さんはこのほど、日本人の大人の漫画好きに着目、大の大人が何のためらいもなく仕事の内容を漫画で示すことをに驚きを示す一方、分かりやすさを心がける習慣に賛辞を送っている。
「芸子」さんはこれまで「漫画は子どもが読むもの」と考えていたと告白。そのためある時、所属する日本企業の社内資料に、会社理念や社内での仕事内容、仕事上での疑問点などが漫画になっているのを見つけた時はかなり戸惑ったという。
また、日本の漫画の利用度の高さは社内資料にとどまらず、電気製品の説明書や、テレビ番組で司会者が利用するフリップ(絵や文字の入っているパネルボード)などに幅広く及んでいるといい、「芸子」さんは、「日本人と仕事をすると、複雑な事態はホワイトボードで図解するなど、分かりやすく説明することが求められる」と、日本における視覚に訴える場面の多さを指摘した。
これまでは「漫画=子どものもの」と考えが強かった「芸子」さんだが、漫画の利用は知識の普及の上で、疲れにくく、複雑なことを単純化する便利なツールだと認識を新たにしたという。電気製品の説明書ひとつを挙げても、中国では文字ばかりで読みにくい、などと紹介し、「外国人が日本に来てもさしたる不便を感じないのは、日本人が“分かりやすさ”に気を配るからかも知れない」、「中国でも大いに参考にするべき」などと語った。(編集担当:金田知子)
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2009-11-30
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