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信用調査会社の帝国データバンク(TDB)は11月19日、125万社を収めた企業ファイル「COSMOS2」の調査から10月末時点で人材派遣会社の倒産件数が過去最悪となったことを明らかにした。
TDBによると、人材派遣会社の倒産件数は2005年が13件、06年が27件、07年が33件、08年が49件と推移してきた。しかし09年の倒産件数は10月末時点で66件となり、TDBによる調査では過去最悪となった。
負債別の内訳は1000万から5000万円未満が全体の50.0%にあたる33件、5000万から1億円未満が同27.3%にあたる18件、1億から5億円未満が同15.2%にあたる10件、5億から10億円未満が同7.6%にあたる5件だった。
このほか業歴別では10年未満が全体の65.2%にあたる43社にのぼった。都道府県別では東京都(21件)、愛知県(8件)、大阪府(5件)、静岡県(4件)と続いた。倒産の態様別では「破産」が64件、「特別清算」が2件となった。
TDBでは「今後さらに業界全体が低迷期を迎えることが予想されるなか、これまでまったくみられなかった中堅・大型企業の倒産増加が懸念される」と説明している。(編集担当:石田光夫)
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2009-11-20
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