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【台北=源一秀】9日から台湾を訪問していた中国江蘇省トップの梁保華・省党委員会書記ら購買団一行は14日、台北郊外の空港から中国へ戻った。台湾側によると、今回、同購買団が買い付けた台湾製品総額は約41.3億米ドル(約3720億円)で、1回の購買額としては過去最高となった。経済を武器とした中国の台湾取り込み本格化を印象づけた。
購買団は同省内14市の党委書記、市長、61企業の関係者など約3000人。太陽光発電、機械、電子、食品などの台湾製品を買い付けた。
購買団とはいえ、梁書記らは台湾訪問中、国民党の連戦・名誉主席(元副総統)と呉伯雄・名誉主席らと会談するなど、政治色もにじんだ。
梁書記は中国からの要人としては過去最高レベル。中台関係は8月以降、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世訪台、亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長の記録映画上映でギクシャクしたが、これを機に本格的改善に向かう見通し。
(2009年11月16日 読売新聞)
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