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東芝は20日、中国にある半導体組み立て工程のための100%子会社を、富士通の中国法人が2位株主となっている現地企業との合弁に切り替えると発表した。2010年4月に製造部門を切り出し、まず20%の出資を受け入れる。東芝の出資比率は当初の80%から数年内に50%未満に落とし、相手側の子会社にする方針。東芝がコスト削減のために進めている、半導体組み立て工程の外注化の一環。
対象はシステムLSI(大規模集積回路)の組み立てを担う東芝半導体無錫(無錫市)。中国の半導体組み立て工程大手、南通富士通(南通市)と来年1月に正式契約を交わし、合弁に移行させる。
南通富士通は1997年の設立で、中国・深センの株式市場に上場している。富士通グループの出資比率は当初40%だったが、現在は2位の28%。半導体のパッケージ組み立てを世界の半導体メーカーから請け負っており、富士通グループとの取引は生産量の数%程度という。(14:37)
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2009-11-20
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