2009-09-28

【カモメ中国転職+アジア】求人募集成功企業レポート vol.2

:::引用:::
※カモメの中国転職セミナーをきっかけに入社された毛利豪さん(真ん中)

今回は上海・蘇州でマグロレストランでおなじみの天家さんこと、上海天家餐飲管理有限公司さんの求人成功事例ご紹介です。天家さんでは、お店を運営するスタッフとして日本人スタッフを募集されているのですが、飲食・サービス業で働こうという日本人が少ないためもあって、採用活動もなかなか苦労されているとのことです。そのような中、今年3月に開催したカモメ中国転職の東京セミナーにご参加いただき、参加者のうち20名と面談、そして実際1名を採用されました。

今回は、天家の採用担当者である平さんと、天家さんで入社された毛利さんをインタビュー。カモメのセミナーに参加された感想をお伺いいたしました。



※3月開催『初めてのアジア・中国転職セミナー』(東京開催)セミナー、面談風景




【求人企業の声-天家 平健吾さん】

直接、日本の求職者の生の声が、今後の採用活動の参考になりました。

今年3月に東京で行われた中国転職セミナーに参加しました。
参加してみて良かった点として、中国転職を考えられている方の、生の声が聞けたのがよかったです。

弊社のような飲食・サービス業は、この不況下の中でも、なかなか採用活動が難しい業種といえます。また上海で「天家」の知名度はありますが、日本ではほとんど知られていないため応募が集まりにくいです。このような中、たとえ求職者が弊社の情報を見つけたとしても、実際の弊社の店舗に足を運んだことがない日本の求職者は、われわれのこのビジネスにかける意気込みが伝わりづらく、求人サイト上の告知だけでは、あまり興味をもってもらっていないように感じていました。

そこで今回、東京で開催される「初めての中国転職」セミナーに求人企業として参加しました。セミナー当日は、参加者に向けて、会社のPRを15分もらえるのですが、そのPRの時間よりもその後の参加者と一対一の面談時間に実りがありました。求職者がどのような気持ちで、どのように仕事を探しているのかがわかったのが良かったですね。

実際に話してみて、求人情報のテキスト情報だけでは弊社のことがうまく伝わっていないなあと感じました。そういう意味で、このような多くの求職者と出会え、きちんと会社をPRでき、理解してもらえる機会は採用活動で苦労している会社にとっては、うまく活用すれば貴社にぴったりの人材を獲得できる可能性があるとおもいます。

午前、午後のセミナーに参加して、弊社に興味をもってもらい面談できたのが約20名。
その中から、最終的には1人が入社しました。この1人だけでなく、その他、2人の人からも、かなり真面目に入社を検討してもらえ、セミナーに参加して、直に会ってお話することが、採用活動において効果があることを感じました。





【求職者の声-毛利 豪さん(35歳)】

実際にセミナー会場で面接、内定をもらえたので、
スムーズに中国に来れたのが良かったです。

毛利さんはIT企業でインド駐在後。大手飲食チェーンに転職。
発展を続ける中国でビジネスを手がけたいという想いで、
まぐろの天家に入社されたそうです。


IT業界にいた頃はインド駐在も経験あり。
30になり世界に挑戦できる飲食業に転身。

20代の頃は、IT業界にいました。インドで駐在員をやっていたこともあります。世界でも名だたる理工系の大学であるIITという優秀な大学を卒業した技術者を雇い、日本に派遣していました。仕事自体は面白かったのですが、もともと、30代になって一生できる仕事がしたいと思い、飲食業に転身しました。

飲食に転身した理由は、実はインドに駐在していた頃から考えていたんですが、世界で戦いたいと考えていたんです。そこで、日本人が世界で戦える業界は飲食業じゃないだろうかと。アメリカ、日本はすでに飲食業のマーケットが成熟していますが、アジアはあんまりチェーンストアマネジメントが発展していないんです。アジアの中でも中国に興味をもちました。中国国内の携帯の所有者が現在7億人。この層が可処分所得がある程度ある層で、外食にもお金を使うでしょう。これから比べるとインド、ベトナムなどはまだまだマーケットが小さいんです。
そこで自分でチャレンジする前に、日本の大手飲食チェーンで、まず完成されたチェーンストアマネジメントを勉強したいと思い転職したんです。入社する際も、そのチェーン店の中国展開の企画書をもっていき、経営者から評価を得られました。ただ入社後、会社の経営者が退任するとともに、経営方針が変わり、アジア展開が白紙に。その会社では海外に挑戦する道が絶たれてしまったのです。


日本の大手飲食チェーンでチェーンストアマネジメントを学び、
再び海外にチャレンジ。

海外挑戦への道は絶たれてしまいましたが、そちらの企業で、すぐには退職せず、そのチェーンストアマネジメントのノウハウをきちんと勉強しました。そろそろと海外で挑戦したいと思ったのが昨年夏ごろ。半年後の退職を会社に伝え、中国で働く準備を進めました。その時、カモメのセミナーで天家に出会ったのです。

天家に入社した理由はカモメのセミナーに参加していた企業という理由ではありません。総花的な日本料理を提供する飲食店ではなく、マグロという食品にこだわった日本料理店、つまり専門店であったからです。まだ成熟していない中国の飲食業界では、専門店、つまりカテゴリーキラーが、今後必ず、大きく成長するはずと考えていました。その私の考えにぴったりの展開をされていたのが天家さんでした。なのでセミナーに行く前から、実は入社したいと考えていました。


東京での海外転職就職セミナーのメリットは、その場で面接してもらえること。
また担当者を通じて企業風土が理解できる点も○。

セミナーに参加して良かったことは、その場で面接していただき、内定をいただいたことですね。中国まで話を聞きに行くのはまったく問題なかったのですが、それには退職を待たなくてはいけません。私は家族もいますので、いくら自分の夢とはいえ、できるだけ収入がない期間はつくりたくなかったんです。そいうこともあり、日本での中国転職セミナーは、私のような働きながらの転職活動しているものには大変助かりました。

あと、会場でその天家で働かれている方とお話できたのがよかったです。中国に行く前にその会社で働くイメージがつかめました。会社の社長とお話しなくても、その会社で働かれている社員とお話すれば企業風土というものはわかるものです。なので、実際お話をして、自分が求めていた企業だと確信できたので、その場で転職を決意しました。



平さん、毛利さん、インタビューありがとうございました。




●天家こと、上海天家餐飲管理有限公司とは

マグロ専門店レストラン。
上海・蘇州で6店舗、今後は東アジアでへの店舗展開を構想中。

 法人名:上海天家餐飲管理有限公司
 所在地:上海市延安西路1088号長峰中心631室
 電話番号:021-6212-1375
 ホームページ:http://www.tei.com.cn
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