2009-09-28

0月5日(月)アカデミーヒルズにて開催決定! 朝日新聞GLOBE創刊1周年記念セミナー 「水が足りない」 - ビジネス戦略と地球環境 –

:::引用:::
水の惑星」と呼ばれる地球。そして年間降水量が豊富な日本で、「水が足りない」といってもピンとこないかもしれません。しかし、地球をおおう水のほとんどは海水で、人間が生活に利用できる水の量はたった0.01%にすぎません。そのわずかな水資源は食糧生産に不可欠です。食料自給率の低い日本は、食料を大量に輸入することで実は多くの水を海外に依存している、世界最大の水の輸入国でもあります。
森ビル株式会社が運営するアカデミーヒルズでは、10月5日(月)に朝日新聞GLOBE及びテレビ朝日が協力し「「水が足りない」 - ビジネス戦略と地球環境 –」を開催します。
http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000a2aa2.html

【内容】
急激な都市化や産業の発展、世界人口の増加、気候変動の影響で、「水不足」は今後、地球規模でさらに深刻になるとみられています。既に中国の黄河では、水が途絶え砂漠化する「断流」が起きるという具体的な現象としても表れています。

しかし、危機の現場にはビジネスチャンスも広がります。世界の水ビジネスは、2025年に100兆円を超える巨大市場に成長すると予測されています。
水ビジネスと一言でいっても、その分野は多岐にわたります。浄水、配水、下水処理の運営に加え、将来の水不足を解消するために海水を淡水化する技術を生かしたり、排水を浄化して再利用したりするなど、新たに民間企業の技術を生かせる機会が増えているのです。
「水メジャー」と呼ばれるフランス企業2社(ヴェオリア、スエズ)による寡占状態の中、今年3月には米国IBMが参入を表明するなど、米国やドイツ資本の巨大企業が参入する一方、水資源の少ないシンガポールは国家戦略として自国企業の育成に取り組んでいます。

日本でも「和製・水メジャー」実現のために行政が本腰を入れ始めました。高い膜技術や省エネ技術を誇る日本企業は海水を淡水化する技術では先行しており、日本勢はタッグを組んで世界進出を狙っています。
おりしも日本では政権交代が起き、民主党政権が誕生しました。水問題は環境政策や途上国支援などの外交政策とも絡みます。新政権はどのような国家戦略を描いているのでしょうか。民間企業の第一人者や政治家、行政トップや学識者らによる議論を通して、世界の水ビジネスの動向、環境問題との関わり、日本がとるべき戦略を考えます。

■セミナー詳細■
朝日新聞GLOBE創刊1周年記念
「水が足りない」~ ビジネス戦略と地球環境 ~
・日時:2009年10月05日 (月) 19:00~21:00
・場所:六本木ヒルズ森タワー40階 アカデミーヒルズ(東京都港区六本木-10-1)

【プログラム】
■第一部 プレゼンテーション
〔水と地球〕 竹村真一(京都造形芸術大学教授 / Earth Literacy Program代表)
会場には、テレビ朝日が本社アトリウムに展示している「触(さわ)れる地球」も登場します。実物の1000万分の1、リアルタイムの気候変動が一目でわかるインテリジェント・アースです。竹村真一氏のデモンストレーションを通して、みなさんも刻一刻と変容する地球を感じてください。

〔中国の環境と水問題〕 加藤千洋(朝日新聞編集委員)
中国取材歴30年の加藤千洋氏が、5000年の中華文明を育んだ「母なる河」である黄河を、「水不足」が何をもたらしているかの事例として紹介します。

■第二部 パネルディスカッション
〔水ビジネスと国家戦略、環境とのかかわりは?〕
パネリスト:望月晴文(経済産業事務次官)
       桑原洋(日立製作所特別顧問 / 海外水循環システム協議会理事長)
       竹村真一(京都造形芸術大学教授 / Earth Literacy Program代表)
       民主党代議士(調整中)
コーディネーター:梶原みずほ(朝日新聞GLOBE記者)
※第二部のパネリストとして、民主党代議士を予定しております。

詳細はこちら
http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000a2aa2.html

■森ビル株式会社 アカデミーヒルズについてhttp://www.academyhills.com/■
森ビルは「世界的文化都心の創造」をヴィジョンに、街づくりに「都市を創る(ハード面)」と「都市を育む(ソフト面)」の両面から取り組んでいます。「都市を育む」取り組みの一つとして、森ビルが運営するアカデミーヒルズ(理事長 竹中平蔵 慶應義塾大学教授)は“自律的に自立する個人の支援”をミッションに、都市生活者に対して「知的活動の場」と「教育の機会」を提供しております。

<本件に関するお問合せ先>
森ビル株式会社 アカデミーヒルズ事業部 スクール事務局
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