2009-08-20

第二回アジア貿易保険機関特別会合について

:::引用:::
第二回アジア貿易保険機関特別会合が8月6日~7日の両日、タイ・バンコクにて開催されました。本会合は、2008年11月17日~18日に東京にて開催された第一回の特別会合に引き続き、ベルンユニオン(BU)のメンバーであるアジアの主な貿易保険機関(ECA)の総裁クラスが集まり、アジアECA間の協力を推進することを目的として開催されたものです。

 本会合には、ASEI(インドネシア)、ECGC(インド)、EFIC(オーストラリア)、HKEC(香港)、KEIC(韓国)、MEXIM(マレーシア)、NEXI(日本)、SINOSURE(中国)、SLECIC (スリランカ)、TEBC(台湾)、Thai EXIM(タイ)の11機関の総裁クラス及び実務者が参加したのをはじめ、BU事務局からもKimberly Wiehl事務局長が出席しました。

 本会合では、Dr. Apichai Boontherawara(タイ輸出入銀行・総裁)が議長を務め、参加ECAの事業実施状況や現下の国際金融危機への対応の観点からの新商品の導入状況、政府による支援内容等およびアジアECA間の具体的協力について活発な意見交換が行われました。また、前回会合にて合意されたアジアECA間の①情報交換、②2国間協定の締結の推進、③人材育成の3点についてのフォローアップが行われたほか、①BUイントラネットや各ECAの専門分野毎のコンタクト・ポイントに関するコンタクト・リストを積極的に活用すること、②アジアECA間で協定締結を推進すること、③人材育成プログラムの実施に際し、 Capacity Building Coordinatorを設置し、研修・セミナー等、人材育成に係るプログラムを企画すること、につき合意がなされました。

 また、本会合を、今後、年1回の定例開催とし、第三回会合については来年7~8月にEFIC(豪)が議長・ホストとして開催すること、および、本会合の性格、定例化を踏まえ、「Heads of Asian ECA Annual Meeting」と名称変更することが合意されました。

 なお、本会合における議論の結果につき、共同声明が採択されました。共同声明全文につきましてはこちら(英語本文、日本語仮訳)をご覧下さい。
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