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就職情報サイトを運営する「ビザビリレーションズヒューマンネットワーク本部」(北区)が、来春卒業する学生らの就職活動を「岡山の新卒就活レポート2010」にまとめた。入社への不安に「人間関係」を挙げた学生の割合が昨年の22・0%から57・6%に増加するなど、通称「ハチロク世代」と言われる世代の、コミュニケーションに対する不安が結果に現れた。
調査は、県内102企業と県出身もしくは県内学校に通う587人を対象に実施した。同社によると、全国的に就職活動が始まったのは景気が後退局面に入った昨年10月。例年、全国より動きが遅く、年明け以降が就職活動の中心になる県内でも、今期は12月には合同企業説明会に初参加する学生数がピークになるなど、就職活動が活発化したという。
内定辞退理由も、昨年1位だった「志望順位(本来の志望ではなかった)」が36・3%から11・6%に減少。「ノルマ」を挙げた割合は28・3%から約10分の1の2・6%に激減するなど、学生を取り巻く就職環境の厳しさを浮き彫りにしている。
また、今期の就活対象者は、86年前後に生まれた通称・ハチロク世代。インターネット活用能力の高さが特徴で、企業側も来期強化したい課題にインターネット活用を1位(39・6%)に挙げており、ブログなどを通じた学生の発信能力への関心が高いという。
同社は「企業側の採用活動が長期化するなど、企業にも学生にも厳しい状況だ」としている。【椋田佳代】
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2009-08-24
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