2009-08-24

主要旅行会社、6月の海外旅行取扱額は43.9%減、パッケージ商品は39.0%減

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 観光庁が取りまとめた主要旅行会社の6月の海外旅行の総取扱額は、前年比43.9%減の1227億6910万3000円と大きく落ち込んだ。対象となった62社のうち、海外旅行でプラス成長となったのはJTBグローバルマーケティング&トラベルのみ。同社は訪日旅行がメインで、日本人への海外旅行販売は営業での発生ベースで実施しており、6月は396.4%増の6047万3000円となった。

 販売額が高かったのは阪急交通社の166億 5318万1000円(前年比:31.6%減)、エイチ・アイ・エスの145億4597万9000円(同:33.0%減)、JTBワールドバケーションズの96億9080万2000円(同:44.7%減)と続く。また縮小幅が少なかったのは、クラブツーリズムの26.5%減(取扱額:31億3766万 3000円)、南海国際旅行の28.2%減(同:2億3743万1000円)、西鉄旅行の29.1%減(14億6871万6000円)であった。募集型企画旅行に限ると、取扱額は39.0%減の352億3061万9000円で、取扱人数は27.3%減の21万2672人となった。

 このほか、62社合計での国内旅行は14.8%減の2739億733万8000円、外国人旅行は21.2%減の39億1194万8000円で、総取扱額は26.5%減の4005億8838万9000円となった。

 なお、1月から6月の上半期累計では、海外旅行は26.0%減の1兆495億8694万4000円、国内旅行は12.0%減の1兆9399億5259万 4000円、外国人旅行は19.0%減の338億702万5000円。海外旅行ではエイチ・アイ・エスが9.0%減(取扱額:1230億6712万 7000円)、ユナイテッドツアーズが9.4%減(同:100億7726万6000円)でマイナス幅が1ケタ減であったものの、そのほかは2ケタ減。海外旅行取扱額、総取扱額ともに前年を上回った旅行会社はなかった。
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