2009-08-24

ベトナム縦断で新幹線 国営鉄道会長、2020年部分開業目指す

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 【ハノイ=岩本陽一】国営ベトナム鉄道のバン会長兼最高経営責任者(CEO)は日本経済新聞記者と会見し、北部の首都ハノイと南部の商都ホーチミンを結ぶ「南北高速鉄道」(約1560キロメートル)に日本の新幹線方式を導入する方針を明らかにした。全線のうち中部地域のダナン―フエ間(約90キロメートル)を含む3区間を先行して建設し、2020年の開業を目指す。日本が進める東アジアの広域開発計画「産業大動脈構想」の中核インフラとなる可能性もある。

 「南北高速鉄道」はベトナムの三大国家プロジェクトの一つで、総工費が560億ドル(約5兆3600億円)。政府レベルで日本との協力を確認している。資金は日本からの政府開発援助(ODA)のほか、アジア開発銀行(ADB)や世界銀行から調達する。ベトナム鉄道は東海旅客鉄道(JR東海)に技術者を派遣、新幹線導入を視野に入れた人材育成に着手した。新幹線の運行現場の視察や技術実習に取り組ませている。 (08:00)

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