2009-08-25

外国人失業者対象に企業交流

:::引用:::
広島県は9月2日、景気悪化で失業した日系ブラジル、ペルー人たち南米出身外国人を対象にした企業交流会を海田町で開く。今後、外国人労働者が多く住む地域で月1回程度、交流会を開催。外国人採用に前向きな企業を掘り起こし、再就職を支援する。

 初回は海田町との共催で、町ひまわりプラザ(南つくも町)で開く。広島市安佐北区の介護事業会社「縁(ゆかり)」の採用担当者2人が参加。ポルトガル語とスペイン語の通訳を介して、今回募集するグループホームでの業務内容を説明し、質問を受ける。職場見学会もある。

 県は来年3月までに計6回の交流会を県内各地で予定している。地元企業への訪問活動を強め、幅広い業種の求人情報を集める。県雇用人材確保課は「外国人採用に積極的な企業は少ないのが実情。交流会で一人でも多くの就職につなげたい」としている。

 海田町での交流会は午後1時半から。定員は先着順で約30人。参加希望者は31日までに申し込む。県雇用人材確保課=電話082(513)3425。
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