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【ニューヨーク共同】ベトナム戦争中の1968年、米陸軍部隊が南ベトナム(当時)の村を襲撃し、女性や子供ら500人以上を殺害した「ソンミ村虐殺事件」で、部隊を率いたウィリアム・カリー元中尉(66)が22日までに、41年の沈黙を破って当時の状況を語り、犠牲者と家族らに謝罪した。
米ジョージア州コロンバスの地元紙によると、カリー氏は19日、同地で開かれた実業家の昼食会に招かれ、事件について「良心の呵責を感じなかった日は一日たりともない」と振り返るとともに、犠牲者とその家族、当時の部下らに「大変申し訳ない」と謝罪した。
カリー氏は「上官の命令に従って殺害した」という当時の説明を繰り返しながらも「(命令に)従った自分が愚かだったのだろう」と語った。
米軍当局は当初、死者の大半はゲリラ兵士だったと主張したが、69年11月に米マスコミが真相を暴露。米国内で開かれた軍事法廷で上官らは無罪だったが、カリー氏は終身刑を言い渡された。その後、減刑され仮釈放の身となっていた。
同事件は、米国内外でのベトナム反戦運動盛り上がりにもつながった。
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2009-08-24
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